ずいぶん前のことですが、海外の模型雑誌を見ていて、DIRECT CONNECTION(ダイレクト コネクション)のPATTERN BAT(パターン バット)を見つけました。
面白そうだと思いながらも、今ではキットを手に入れるのは困難で忘れていました。
そんなある時、友人がPATTERN BATの図面を持っていることがわかりました。
そこで図面をコピーしてもらい、眺めていたのですが・・・
とりあえずリブだけでも作っておこうと始めたら、ほとんど主翼だけの飛行機だからあっという間に生地完成。
手持ちのバルサでササッとできました。
まずは必要なパーツを作成しますが、図面より型紙を作成して、それを基に材料を切り出します。
リブは3ミリべニアに必要な枚数のバルサを挟みボルトで固定して一気に作成。
中学の頃のUコン飛行機から自作が多かったので、リブの製作はお手の物です。
図面ではスパーは6.4ミリ角のスプルースですが、入手の関係から5ミリ角のヒノキに変更。
出来上がってみると強度も十分ですが、墜落した時を考えてオリジナルが強い材料を使っているのかもしれません。
リブの枚数も少ないのでササッと組み立てられ、プランクも瞬間で一気に作り上げます。
ここで若干のねじれが生じましたが、翼端側のスパーにウエブを接着して修正。
この機体はスパー間のウエブがないのですが、おかげで簡単に修正ができました。
エンジンマウントは10ミリの朴材より切り出しました。
ブロック材と合わせて主翼に接着して一体化。
前後しますが、プランクはその後に行います。
エンジン側に指定はありませんでしたが、補強を兼ねて短めのブロックを追加で接着しました。
燃料タンクやサーボ、受信機とバッテリーは主翼内に搭載します。
そのためのハッチは1.6ミリべニアですが、私は手持ちの0.6ミリ航空べニアに裏打ち補強して作りました。
サーボホーンだけハッチから飛び出すように、サーボの高さを慎重に決める必要があります。
被覆の前にサーボベットは取り付けておきました。
図面ではラダーが稼働エンコンなしになっていますが、私はエンコンサーボを搭載して、ラダーは固定です。
胴体と尾翼はイモ付けのようですが、私は竹ひごで補強を入れておきました。
翼端を接着して、全体を整形したら生地完成です。
片手間で簡単に組みあがりました。
被覆はスーパーモノコートを使用。
上空で目立つようにと思って適当に配色しましたが、何となくオーロラのようなカラーリングになりました。
エンジンはパイロンで使っていたOS10FP。
プロペラはAPCの7×4。
重量は800gくらいだったかな?